2009-01-01から1年間の記事一覧

新宿を青色の光の世界的観光名所にせよ。

上は新宿の写真 撮影:村上哲也 下の動画は藤田直哉のドキュメンタリー 撮影・インタビュアー:村上哲也 上の藤田直哉、村上哲也の動画作品は、2009年1月26日に、 新宿の青色のイルミネーションを背景に撮影した作品です。 筆者はインタビュアー・朗読役で出…

村上哲也「濱野智史『アーキテクチャの生態系』を語る」

■村上哲也「濱野智史『アーキテクチャの生態系』を語る」(YOUTUBE版) インターネットテレビ番組であり、批評番組で最も有名な批評放送で、 濱野智史の『アーキテクチャの生態系』についての講演を行いました。 上の埋め込み動画でどなたでもご覧になれます。…

『新文学02』は新宿紀伊国屋にも置いてます。

私が寄稿した『ゼロ年代の笑いの構造』という論文が載っている 『新文学02』が2009年11月18日現在、 新宿紀伊国屋の5階、哲学・思想コーナーに置いてあります。 それを記念して、有名な編集者である松平耕一さんと プリクラプロモーションを行いました。 『…

新文学02に『ゼロ年代の笑いの構造』寄稿

告知が遅れましたが、 批評雑誌・新文学02に『ゼロ年代の笑いの構造』という4800字の論文を寄稿しました。 主に取り上げた作品は、 松本人志『大日本人』、 チュートリアル『バーベキュー』、 チュートリアル『チリンチリン』、 大澤真幸『不可能性の時代』…

松本人志『しんぼる』とイチロー

Amazon.co.jp ウィジェット松本人志『しんぼる』の主人公は、最初はもがき苦しみながらも、 世界の仕組みを理解していき、マイケルジーダンのように飛翔しながら高みに登り、 仙人のように悟りを開く。 イチローは2009年に9年連続200本安打を達成した。 『し…

島田紳助の話だけのDVD発売を求む。

2009年7月6日の深イイ話を見ていたが、島田紳助の話が天才的すぎる。 日本で一番「比喩・たとえ話」という笑いの手法がうまいだろう。 日本を代表するメタファがうまい作家・村上春樹・三島由紀夫よりも「比喩・たとえ話」がうまいかもしれない。 日テレは島…

くりいむ有田、アンタ山崎、ブラマヨ、タカトシ

バラエティでのプレーは くりいむ有田、アンタ山崎、ブラマヨ、タカトシがやはり凄い。ここ一年、2009年6月現在のお笑い芸人のバラエティでの力を、 陸上100メートルに喩えたら、 有田、山崎、ブラマヨ、タカトシが先頭集団だろう。 そんなことをアメトーーク後輩の山…

インターネットテレビ批評放送で「ゼロ年代の笑いの構造」についてインタビューを受けました

村上哲也の講演の代表作『生態系論』インターネットテレビ番組で批評家にとって憧れの番組・批評放送で、 「ゼロ年代の笑いの構造」についてのインタビューを受けました。 ニコニコ動画、YOUTUBEで誰でも見られます。 私はここで松本人志『大日本人』を主に…

松本人志『Zassaザッサー』批評2009年5月

Amazon.co.jp ウィジェット松本人志が2006年にネットで有料で発表したお笑い作品『Zassaザッサー』をようやく動画サイトでみた(いつかDVD化・ブルーレイ化してもらいたいものだ)。松本も言っているように悲劇と喜劇は紙一重である、ということを改めて思い…

2009年5月『大日本人』『ゲッタマン』批評

Amazon.co.jp ウィジェット松本人志の『ゲッタマン』(VISUALBUM、2003年)をここ最近で100回以上見た。何度見ても面白い。というよりも、見れば見るほど面白い。『ゲッタマン』は登場人物全員がリアルで、自分も似た経験があることを発見して、笑いが生まれ…

侍チュート2009年4月21日批評

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 TBSで2009年4月からはじまった『侍チュート!』を見た。チュートリアルは『バーベキュー』(M-1、2005年)『ちりんちりん』(M-12006年)、『葉』(チュートリアリズム、2006年)など2000年代後半に神がかり的なお笑い作…

立川談志と荻野暢也の類似性

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 近頃、立川談志と立川志の輔の落語を聴き込んで、 落語の本質、笑いの本質に迫っている 2000年代、2010年代の日本を代表する評論家である村上哲也です。 お笑いについて、 短いコラム的なことを書きましょう。 お笑い作…

日本を代表するお笑い作品10選

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 ■私が選ぶ松本人志作品5選1位 『ゲッタマン』(VISUALBUM、2003年) 2位 『巨人殺人』(VISUALBUM、2003年) 3位 『大日本人』(2007年) 4位 『マイクロフィルム』(VISUALBUM、2003年) 5位 『システムキッチン』(VIS…

批評放送 村上哲也 白石昇 松平耕一「お笑い×芸術×批評」

Amazon.co.jp ウィジェット【ニコニコ動画版】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6530029 【YOUTUBE版】 http://www.youtube.com/watch?v=8-BQenvgUAI http://www.youtube.com/watch?v=mr7sAvn-wG4 2009年3月20日、評論家の松平耕一さん、 ベストセラー作家…

立川談志が語る「デーモンの解消」とは何か?

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 立川談志が石原慎太郎との対談で、 殺人事件が起こると、一般人は「いやねえ」などと言っているが、 実際は人々は心の中のデーモンを解消している、 と言っていた。 また、同様にして、立川談志の芸も、 われわれの心の…

NIRVANA『You Know You're Right』から考える

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 NIRVANAの遺作『You Know You're Right』は、 やり場のない苦悩、悲しみが爆発しいる、 悲しく壮絶なNIRVANAの最高傑作でしょう。 悲しく壮絶ということで、 三島由紀夫の遺作『豊饒の海』を思い出す人もいるでしょう。 …

ゼロアカ第五回関門・批評

ゼロアカ参加者で勝ち残っている、 村上祐一、坂上秋成、廣田周作、峰尾俊彦などが、 東浩紀、村上隆、筒井康隆、太田克史から口頭質問を受け、 議論し合うゼロアカ第五次関門が2009年3月13日に行われた。 合格者は東浩紀枠で村上、審査員枠で廣田、観客枠は…

ラルク・藤田・松平カラオケ大会

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 2009年3月4日に、新宿の歌舞伎町で 私・村上哲也(なぜかあだ名ラルク)と20代で最も有名な評論家である藤田直哉氏、 そして藤田直哉氏とともにゼロアカで活躍なされた 評論家・松平耕一氏と共に、カラオケ大会を行ってき…

R-1ぐらんぷり2009、4000字批評

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 本格的な評論はツカサネット新聞に投稿しました。 R-12009、一人だけ「あるあるネタ」を量産した中山功太が優勝 ここでは簡単な短い2000字ほどの批評を書きたいと思います。 まずは、私の採点と、芸人達の使った笑いの手…

松本人志の笑いの才能をスポーツで喩えると? ―笑いとスポーツの類似性―

Amazon.co.jp ウィジェットお笑い芸人の才能をスポーツに喩えたら、 という考察をすると、お笑いがより面白くなる。 松本人志はよく、自身の笑いの才能をスポーツに喩える。 陸上だったら、圧倒的な速さで北京五輪で世界記録を出した ウサインボルトぐらい独…

ラルク・藤田対談3

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 2009年1月26日にラルク藤田対談3「学問と笑いの類似性」という対談を、 20代の気鋭の評論家・藤田直哉氏とともにやってきました。 2008年8月15日のラルク藤田対談1が、 1994年の210本安打を打ったイチローの活躍だとし…

未来のお笑い芸人への手紙

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 【女性芸人になる手法、女性が笑いの技術を成長させる手法についての考察】 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1022473505 未来の女性お笑い芸人へ。 2000年代、2010年代最高のお笑い評論家であ…

将棋とスポーツの類似性についての連載記事一覧

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 ツカサネット新聞に連載している、 将棋とスポーツの類似性についての評論を、ここに次々と追加入していきます。 ■将棋関連記事一覧 羽生善治第58期王将戦七番勝負評(2009年1月20日) http://www.222.co.jp/NetNews/art…

東浩紀とチュートリアルの類似性

村上哲也の講演の代表作『生態系論』 ■『メタ国家論とサブカル(チャー)』鈴木謙介×萱野稔人×東浩紀 http://www.nicovideo.jp/watch/sm5715615 ■チュートリアル2009年『炊飯器』 http://jp.youtube.com/watch?v=geCyqdrdyiU ■ノンスタイル、サンド、チュー…