未来のお笑い芸人への手紙

村上哲也の講演の代表作『生態系論』
【女性芸人になる手法、女性が笑いの技術を成長させる手法についての考察】
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1022473505


未来の女性お笑い芸人へ。
2000年代、2010年代最高のお笑い評論家である私が、
未来の女性芸人になる人のために、助言を授けます。


笑いの学習も、学校の学習も、「物真似」が基本です。


学習でも基本問題の解法を物真似して応用問題を解くように、
笑いでも友近、柳原の演技を物真似して応用的な芸を作り出してください。
柳原加奈子や友近のDVDを買って何回もみて、
柳原、友近の物真似をして、良い部分を盗みましょう。


またハリセンボンの漫才もかなりうまいので、
特にハリセンボンのデブの方のツッコミがうまいので、
真似して練習しましょう。


友近、柳原の「物真似」をずっとしてれば、
「物真似能力」「演技力」が向上します。


2000年代の評論家はすべて東浩紀大澤真幸の物真似をすることが基本なように、
2000年代の女性芸人志望者はすべて友近、柳原加奈子の物真似から極めるのが基本です。


また、だいたひかるを参考にして、「あるあるネタ」を極めましょう。


また、笑いの手法で一番重要な「比喩・たとえ話」を、
松本人志、島田伸介を参考にして、
できるようになりましょう。


王貞治本塁打がいつも同じフォームから生み出されるように、、
松本人志、島田伸介が作り出す笑いはいつも「比喩・たとえ話」から生まれます。


繰り返しますが、
バスケで「レイアップ」「3Pシュート」「ダンクシュート」を極めるように、
友近、柳原加奈子の「物真似」、
だいたひかるの「あるあるネタ」、
松本人志、島田伸介の「比喩・たとえ話」という笑いの手法を学び、
笑いについて勉強していってください。


笑いのパターンが無限にある、なんて幻想です。
バスケのシュートの種類も数個しかないように、
ボクシングのパンチの種類も数個しかいないように、
笑いの手法も数個しかありません。


バスケは、3Pシュート、ダンクシュート、レイアップだけ徹底して極めるだけでも一流になれるように、
笑いも、「物真似」、「あるあるネタ」、「比喩・たとえ話」だけ極めるだけでも一流になれます。


有名な手法は、
私が今あげた「物真似」「あるあるネタ」「比喩・たとえ話」ぐらいしかありませんので、
それを極めれば、お笑い芸人として成功できるでしょう。


「物真似」「あるあるネタ」「比喩・たとえ話」という手法は、
誰にも出来そうですが、バスケの3Pシュートのように、
実はかなり練習しないとできません。


これらを徹底的に極めてください。


勉強の基本を徹底的に極めたものが東大に行けるように、
笑いの基本を徹底的に極めたものが一流芸人になれます。



■参考文献

■ネットで読める笑いの手法を解説した文献一覧
http://d.hatena.ne.jp/tetsuya_murakami/20081206/1228535974
■ネット上で読める2009年1月11日現在最も優れたお笑い評論
ノンスタイル、サンド、チュート、M-1優勝者の共通点とは?
http://www.222.co.jp/netnews/article.aspx?asn=30553
村上哲也の講演の代表作『生態系論』