ゼロアカ第五回関門・批評
ゼロアカ参加者で勝ち残っている、
村上祐一、坂上秋成、廣田周作、峰尾俊彦などが、
東浩紀、村上隆、筒井康隆、太田克史から口頭質問を受け、
議論し合うゼロアカ第五次関門が2009年3月13日に行われた。
合格者は東浩紀枠で村上、審査員枠で廣田、観客枠は廣田だったので、
東浩紀枠2位の坂上が繰り上げ合格した。
つまり、村上、廣田、坂上が合格したわけだ。
まずは村上の勝因から探っていこう。
村上はなぜ勝てたのか?
それは村上・峰尾の連携プレーのためが大きい。
峰尾・村上はお互いに言及し合って、
議論を自分たちの土俵でやる、という連携プレーを行った。
お互いに言及し合うことにより、
議論を自分たちの土俵に持っていくことに成功したのだ。
また、
藤田排除も徹底して、連携してやっていた。
ゼロアカ参加者である藤田直哉が会場の後押しを受け、
乱入してきたのを、二人で徹底して拒否し、排除したのだ。
バスケでいえば、
シャキル・オニールのような強力な藤田直哉のドリブルを、
村上・峰尾がディフェンスで防いだようなものである。
90年代NBAでいえば、
ストックトンとマローンの連携、
2000年代の日本の野球でいえば、
中日の荒木・井端の二遊間の華麗な連携プレーを連想させるだろう。
二人が二人三脚で、
東浩紀チルドレンとして、2010年代を駆け抜けるだらう。
バスケでいえば、峰尾が村上に絶妙なアシストをし、
村上がダンクシュートを決めたようなものである。
坂上の喋りはいつものように落ち着いていて、
聴きやすく、田原総一郎のような安定感があった。
今後、若手批評家界の田原総一郎として、
議論の場を仕切っていく逸材となるだろう。
廣田は喋りはうまくなかったが、
持ち前の連想力が評価されての通過となった。
言葉をダブルミーニングで捉えたり、
物事の両義性を読みとったりと、
笑いの手法に近い面白い評論をやるのが廣田である。
【補足・敗者達はなぜ敗れたのか?】
三ツ野は、人生論、すなわち宇野常寛に近い評論を行うと、
東浩紀は捉えていたようだ。
作品論も少ないし、
よく内容が分からないので落とされたのだらう。
■ゼロアカ第5関門 口頭諮問ニコ生(その1〜10)
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