新文学02に『ゼロ年代の笑いの構造』寄稿

告知が遅れましたが、
批評雑誌・新文学02に『ゼロ年代の笑いの構造』という4800字の論文を寄稿しました。


主に取り上げた作品は、
松本人志大日本人』、
チュートリアル『バーベキュー』、
チュートリアル『チリンチリン』、
大澤真幸『不可能性の時代』、
バラバシ『新ネットワーク思考』です。
これらの作品の構造を分析し、
笑いの本質を解明する、という抽象度の高い論文になっています。

2000年代、ゼロ年代に異様に流行した「あるあるネタ」の解説も書きました。



2000年代はネットは「2ちゃんねるニコニコ動画」の時代だったように、
お笑いは「比喩・あるあるネタ」の時代だった。


「比喩・あるあるネタ」を語らずして、
村上哲也の『ゼロ年代の笑いの構造』読まずして、
お笑いは語れない。


批評家・村上哲也


『新文学02』取扱店はこちらです。
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村上哲也の講演の代表作『生態系論』