日本を代表するお笑い作品10選

村上哲也の講演の代表作『生態系論』
■私が選ぶ松本人志作品5選

1位 『ゲッタマン』(VISUALBUM、2003年)
2位 『巨人殺人』(VISUALBUM、2003年)
3位 『大日本人』(2007年)
4位 『マイクロフィルム』(VISUALBUM、2003年)
5位 『システムキッチン』(VISUALBUM、2003年)

【解説】

雑誌や色々な媒体から、松本人志の最高傑作は何ですか?
松本人志の傑作5選を教えてください、
という質問があったら、
2000年代、2010年代最高のお笑い評論家として、
私は上の5選をいつも答えています。


『古賀』(VISUALBUM、2003年)も捨てがたいですが。


音楽雑誌でも「日本の名盤100選」みたいな企画があるのだから、
お笑い雑誌でも「日本のお笑い作品名作100選」みたいな企画をもっと作ってもらいたいですね。


芸人をアイドル化した、くだらない低俗な雑誌が流行っているようですが、
芸人が作り出した作品を論じる雑誌がもっと流行ってもらいたいです。


芸人はアイドルじゃないので、
ジャニーズ雑誌のような
「イケメンだと思う芸人」
みたいな低俗な企画などいらないんですが、
大衆は低俗でアホですから、
そのような低俗な話題に熱狂するのでしょう。


「日本のお笑い作品10選」はなんですが?
と聴かれたら、私は下の10作品を選ぶようにしています。


■日本を代表するお笑い作品10選

1位『ゲッタマン』(VISUALBUM、2003年)松本人志
2位『大日本人』(2007年) 松本人志
3位『巨人殺人』(VISUALBUM、2003年)松本人志
4位『マイクロフィルム』(VISUALBUM、2003年) 松本人志
5位『バーベキュー』(M-1、2005年) チュートリアル
6位『読書対決』 ラーメンズ
7位『天災』 立川談志
8位『システムキッチン』(VISUALBUM、2003年) 松本人志
9位『チリンチリン』(M-1、2006年) チュートリアル
10位『みどりの窓口立川志の輔
おまけ
11位 いつもここから『悲しい時』(扶桑社、2001年)


音楽雑誌でも「日本の名盤10選」みたいなコーナーあるのだから、
お笑い雑誌でも「日本のお笑い作品10選」みたいなコーナーを作るべきですね。


今のお笑い雑誌は
「イケメンだと思う芸人は誰ですか?」
「付き合いたいお笑い芸人は誰ですか?」
みたいなくだらない低俗な企画ばかりですよね。


そんなくだらない企画を作るなら、
「評論家が選ぶ2000年代を代表するお笑い作品10選」
みたいな企画を作ってもらいたいです。


「現役お笑い芸人が選ぶ日本のお笑い作品5選」
「私が影響を受けた芸人5選」
みたいな企画も面白そうです。


「イケメンだと思うお笑い芸人」
とかに大衆はキャーキャー騒いでいますが、
どんだけ大衆は低俗で馬鹿なのでしょう。