松本人志『しんぼる』とイチロー
松本人志『しんぼる』の主人公は、最初はもがき苦しみながらも、
世界の仕組みを理解していき、マイケルジーダンのように飛翔しながら高みに登り、
仙人のように悟りを開く。
イチローは2009年に9年連続200本安打を達成した。
『しんぼる』の主人公が最終的に到達した、
世界を自由に操れるぐらいの高みを、イチローも見ているのだろう。
『しんぼる』で描いかれている達人は、
イチローやマイケルジョーダンのような人物だろう。
イチローはバットを巧みに操り、未来すら操り、
毎年当たり前のように200本安打を達成する。
マイケルジョーダンも、シュートする前から、
シュートが決まることが予測できるという。
われわれも『シンボル』の主人公や、イチロー、マイケルジョーダンのように、
高みに到達し、悟りを開きたいものだ。
われわれは、彼らの立っている高みに向かって、
ウサインボルトのような速さで、
韋駄天のような速さで、上昇していく。
『新文学02』発売を記念して、著名な編集者である松平耕一さんと、
プリクラプロモーションを行った。以下がその広告である。
われわれが初めて同人誌でプリクラプロモーションをおこなった。
イチローが初めて日本人打者としてメジャーで成功モデルを作ったように、
われわれ『新文学02』が同人誌としてプリクラプロモーションの成功モデルを作った。
イチローのプレーが美しく芸術的であるように
われわれの文章も美しい芸術作品そのものである。
イチローのプレーが人々に快感を与えるように、
村上哲也の表現活動も人々にカタルシスを与える。
イチローと村上哲也は完全に2009年現在、世界のトップランナーである。
村上哲也は言葉のレーザービームを投げ続けている。
批評家・村上哲也
私の論文『ゼロ年代の笑いの構造』が載っている『新文学02』は
新宿ジュンク堂でも購入可能です。
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村上哲也の講演の代表作『生態系論』